吉塚商店街カンボジア料理シェムリアップカンボジアレストラン吉塚駅周辺 

九州で唯一のカンボジアレストラン体験記


最近、アンコールワットなどの遺跡を巡る旅行などでカンボジアが注目を浴びていますよね。私も去年歯科関連の視察で行ってきましたが、荘厳な遺跡もさることながら食事のおいしさにびっくりしました。

そこで、あのおいしさをもう一度、みんなで!ということでとうとう日曜日に、ネクストラボの乗組員とその家族たち全員でカンボジア料理に行ってきました!

カンボジア料理【シェムリアップ】

テレビでもひんぱんに紹介されるそのレストランは吉塚商店街の中に古き良き銭湯そのままの姿で建っています。

男女の脱衣所にテーブル席と座敷がそれぞれ配置されてあり、昭和のノスタルジックな気分と「脱衣所で食事」という禁断な気分を味わいながらカンボジアの家庭料理を堪能できる名店です。
  カチャッ
オーナーもスタッフもカンボジア人で、なんと全員、日本語は超絶たどたどしいのですが、とっても気さくでいい雰囲気。その日もお客さんは日本人とそれ以外の国の人が半分ずつで多国籍な感じでした。

【料理】

まずはカンボジアの地ビール「ANKOR BEER」とパッションフルーツジュースで乾杯!はじめの料理は「鶏肉と季節の野菜のグリーンペッパー炒め」緑色の柔らかいコショウの実がふんだんに使ってあるのですごく香り高く、日本の野菜炒めとは全然違うんです。

このお店ではちゃんと世界でも定評があるカンボジア産を使ってくれているので、私たちが慣れ親しんでいるコショウとまったく異次元の味わいが楽しめます。

次が「ブラックタイガーのカンボジア納豆炒め」(ちょっと品名がわからなかったので勝手に命名させていただきました)

発酵させた大豆で肉厚なブラックタイガーがシャー(炒め)してあります。ブラックタイガーの殻がパリっとしつつも身はふんわり!柔らかく頭から尻尾まで食べれてしまいました。(歯が弱い人には厳禁です笑)

そして生春巻き。。。ん?生春巻きってベトナム料理じゃなかったっけ??などという野暮な考え吹っ飛ぶくらい「うまいっ」

今までにエスニック料理は15軒ぐらいしかいったことはありませんが、ここの生春巻きの皮、いわゆるライスペーパーは薄いのにモチっとしてて、他では味わえない、何かが違うナンバーワンのおいしさです。なぜこんなに美味しいのか教えてほしいほど。

続いての「トムヤムクン鍋」。

カンボジア料理はタイ料理に比べると辛さがマイルドなのが特徴のひとつです。ここのトムヤムクンも見た目はとても派手で激辛に見えますが、そこまで辛くはなく、むしろ具材から出た旨味をひきたてる程度のピリリ感でした。

そしてこの日の〆は「揚げバナナ」とカンボジアコーヒー。

う~ん、満腹、満足( *´艸`)

カンボジア料理豆知識

さぁ、ここからはカンボジア料理の豆知識です。
カンボジアの伝統料理はクメール料理と呼ばれていて、あまり「辛い」感じではありません。むしろ「甘濃い⁉」なクメール独特の調味料の味を豊かな素材で楽しめます。

多くの料理にプラホックという発酵した魚のペーストが調味料として用いられています。プラホックを用いないときには、代わりに発酵させたエビやアミのペーストであるカピを用いたり、また、魚醤のトゥック・トレイをスープや炒め料理、またはつけだれに用いることも多くあります。

これらが日本の醤油とは違った魚の独特の風味と香ばしい香りでクセになるというか、全く飽きを感じさせません。そしてタイ料理と比べると、唐辛子とかパクチーが控えめなので「ヒィーヒィー」言わなくてすむので、カップルやファミリーでも全然OKです。

レッドペッパー、ホワイトペッパーも使われているし、全体的に発酵調味料なので体も温まり、腸内環境もよくなって循環エネルギーが高まること請け合いです!ぜひお試しを!

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